私の活きる道 ~家族のためにできること~

明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶの記

イベント参加レポート 「シングルパパ・プレゼンツ 親子でフレンチトーストをつくろう!パパの子育て!笑顔で子育て!」

昨日、パパ友達の宮原さんからのお誘いで、

「シングルパパ・プレゼンツ 親子でフレンチトーストをつくろう!パパの子育て!笑顔で子育て!」

というイベントに行ってきた。

 

午前中のフレンチトーストつくりは子ども達も本当に楽しかったようで、

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帰りの車の中でも、「たのしかったぁ~ 連れて行ってくれてありがとう!」を連発してくれた。

 

フレンチトースト以外にも、はじめて知ることも多かったこのイベントについて、今回は書こうと思う。

 

 

 

 

 

午後は、全父子連の代表理事・片山さんによる基調講演「パパの子育て!笑顔で子育て!夫婦円満 パートナーシップの極意」

 

新潟からこのイベントキャラバンで全国を廻ってきた片山さん

 

講演内容の真剣さと、それを語るトークの中で時折見せる茶目っ気のバランスが絶妙で、

 

講演メッセージが伝わってくる、でも聞き疲れしない素晴らしいお話だった。

 

 

 

 

 

 

実は、午前中のフレンチトーストつくりにもストーリー性があって

映画『クレーマークレーマー』の中で父と子が挑戦した料理がフレンチトーストだったこと、

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日本における、父子家庭を含むひとり親家庭の貧困状況の説明、

 

その原因たる行政支援の遅れ、

 

それに対する政治家への働きかけ(霞が関への車代は自腹で!)や

 

 離婚の未然防止のための支援活動(夫婦円満の極意伝授)を行っていることなどなど

お話くださった。

 

 

 

 

2010年8月にはこれらの活動が実って、

 

従来、児童扶養手当の支給対象外だった父子家庭にもこの手当が支給されることとなった。

 

考えてみれば、今回の大震災で突如として父子家庭になった家庭も少なからずあるはずで、

 

約半年前の制度改正(法改正)に救われた被災者家族も相当数あるに違いない。

 

 

 

 

このような尊い事業を行いつつも、

 

当の片山さんは、至って原寸大の、身近に感じ取れる人柄で、

 

「困難な父子家庭を救おうとか、そんな大きなことは思っていない。」

「ただ、自分の息子が結婚後、父子家庭になる可能性だってあるわけで・・・」という。

 

つまり、自分が直面した社会矛盾を次の世代に遺さないという使命感で動いている人なのだ。

 

 

 

私自身の今後のミッションを考える上でも、とても刺激になるイベント参加となった。

 

誘ってくれた宮原さん片山さんに感謝。