マイ クラウド
今年の目標をひとつ追加します。
「エバーノート」を使い倒す!という目標です。
きっかけは先日参加した「クラウド子育てMTG 4TH」。
これまで漠然と使っていたエバーノートですが、
今回、その魅力をはっきりと感じることができたのです。
エバーノートの活用事例
「クラウド子育てMTG」への参加は今回が3回目ですが、毎回新鮮な発見があります。
今回のテーマは「エバーノート活用術」ということで、先進的に使いこなしておられる達人のお二人、
宮原礼智 さんと 川添祐樹 さんが、自身の活用事例をご紹介くださいました。
- 学校からのプリント類を片っ端から格納(スキャンしてエバーノートへ)
- 子どもの落書きがある古い教科書を格納(断裁→スキャン→エバーノートへ)
- 週末のパパごはんに向けて、注目レシピ(web)をクリッピング
- ストック切れに気づいたとき、すかさず買い物メモを生成(テキストメモ)
- 買い物の記録(レシート+商品)を格納(画像メモ)家電製品の取扱説明書の格納
(メーカーHPから説明書のPDFデータをダウンロード → 直接格納する。)
などの実用的な使いこなしアイディアから、
- 日記(文字日記/写真日記:主観・感想を盛り込で)
- パパポスト(不整形な紙や立体的なものもスキャン、画像で格納)
- うんちカレンダー(子どもの排便記録をドットシールでカレンダー上に)
- 買い物メモ→子どもとのスーパー買物風景、子どものつぶやき記録
などのライフログ軸での使いこなしアイディアまで、多彩な情報をいただきました。
エバーノートの優位性「検索力」
そして、ここからが本題。
エバーノートの最大の魅力であって、他のクラウドサービスにはない優位性は
「検索力」です。
私なりの理解ですが、この「検索力」を表計算のエクセルに例えると、こんなイメージです・・・
エバーノート内に格納された多種多様な情報(ノート)が縦軸に羅列していて、
横軸には、ノートブック(カテゴリー)やタグ、時系列、キーワードなどの検索キーが並んでいる。
たとえば、「なわとび」というキーワードで検索すると、
子どもと一緒になわとびの練習した日の日記(テキストデータ)や、
練習を始める前にweb検索した教え方のコツの情報(リンク)、
学校でのなわとび挑戦カードの写真(画像データ)といった
「なわとび」に関するノートが縦軸のノートの中から抽出、一覧表示されます。
さらっと書きましたが、実はエバーノートの秀逸性の最たるものが前段落に表れています。
「なわとび」でキーワード検索して、「なわとび挑戦カード」の画像がヒットするのは、
画像につけたコメントに「なわとび」の文字が含まれているからではありません。
画像内に「なわとび」という活字が写りこんでいるからなんです。
つまり、エバーノートのOCR機能が写真の中の「なわとび」の文字をとらえて、
検索結果に表示してくれているのです。
(※OCR機能は、あいまい検索仕様になっていて、
「0(ゼロ)」を検索した場合、「O(オー)」もヒットさせます。
また、手書き文字も認識しますが、楷書で綺麗に書かないと認識してくれません。
この辺りは、滑舌が悪いと音声認識が機能しないのと同様の限界ですね。)
過去×現在=未来
たとえば、前出の「なわとび」情報。この先もエバーノートに蓄積し続けていくとどうなるか・・・
子ども本人にとっての「なわとび年表」ができたり、
下の子にとっての具体的な目標ができたりします。
さらに言えば、子どもの子ども(つまり、自分の孫)にとっては、
とてつもなく興味深い「子どものころのお父さん」情報が蓄積されていくことにもなりますし、
発想力という面でもボーナスが・・・川添さんが言ってました。
「過去の何げないつぶやきノートが、最近の別の情報と組み合わさって、
未来に向けての新たな視座を得ることもしばしば」と(意訳)。
無限の可能性を秘めたエバーノート。
使わない手はないなと強く感じた次第です。